【COGHCC聖書通読】 2018/09/13 - 伊藤ファミリーBLOG

ゼカリヤ書 5:1-4

わたしがまた目をあげて見ていると、飛んでいる巻物を見た。 彼がわたしに「何を見るか」と言ったので、「飛んでいる巻物を見ます。その長さは二十キュビト、その幅は十キュビトです」と答えた。 すると彼はまた、わたしに言った、「これは全地のおもてに出て行く、のろいの言葉です。すべて盗む者はこれに照して除き去られ、すべて偽り誓う者は、これに照して除き去られるのです。 万軍の主は仰せられます、わたしはこれを出て行かせる。これは盗む者の家に入り、またわたしの名をさして偽り誓う者の家に入り、その家の中に宿って、これをその木と石と共に滅ぼすと」。

ゼカリヤが見た第6の幻は、空飛ぶ巻物でした。これは長さ20キュビト、幅10キュビトと、約9メートル×4.5メートルもある巨大なものでしたが、この大きさはモーセの幕屋の聖所と同じです。聖書の中で巻物というと、トーラーすなわち律法の書を第一に思い浮かべます。この巻物が空を飛んでいるのは、全世界に出て行く呪いの言葉とありますから、申命記にある神様の戒めを守り行わない人々に対する裁きの御言葉ではないでしょうか。モーセ十戒にも、盗んではならない、隣人に偽証してはならない、隣人の家を貪ってはならない、とあるように、御言葉が全世界に広く伝えられ、御言葉の基準に照らして罪に定められる者、具体的には盗む者、神の名を指して偽り誓う者は、その家もろとも滅ぼされます。殊に、神様の戒めを知りながら、これを守り行わない者は、厳しい裁きを免れることはできません。

http://bible.com/81/zec.5.1-4.ja1955

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ゼカリヤ書 5:5-8

わたしと語る天の使は進んで来て、わたしに「目をあげて、この出てきた物が、なんであるかを見なさい」と言った。 わたしが「これはなんですか」と言うと、彼は「この出てきた物は、エパ枡です」と言い、また「これは全地の罪です」と言った。 そして見よ、鉛のふたを取りあげると、そのエパ枡の中にひとりの女がすわっていた。 すると彼は「これは罪悪である」と言って、その女をエパ枡の中に押し入れ、鉛の重しを、その枡の口に投げかぶせた。

エパとは穀物などの容積を量る枡のことで、約23リットルに相当します。その中に鉛の蓋で隠された一人の女性が座っていて、天の使は見るや否や、これは罪悪ですと言って鉛の重しを投げかぶせてしまうほど、忌み嫌うべきものでした。これは黙示録に出てくる世の終わりに出現して人々を惑わす大淫婦バビロンを指すものと考えられます。この世において私たちは罪の枡で量られることなく、きよい生活を保たなければなりません。

http://bible.com/81/zec.5.5-8.ja1955

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ゼカリヤ書 5:9-11

それからわたしが目をあげて見ていると、ふたりの女が出てきた。これに、こうのとりの翼のような翼があり、その翼に風をはらんで、エパ枡を天と地との間に持ちあげた。 わたしは、わたしと語る天の使に言った、「彼らはエパ枡を、どこへ持って行くのですか」。 彼はわたしに言った、「シナルの地で、女たちのために家を建てるのです。それが建てられると、彼らはエパ枡をそこにすえ、それの土台の上に置くのです」。

ゼカリヤが見た幻の続きです。翼を持つ二人の女性が出てきて、罪の枡を持ち上げて運び去ろうとします。その行く先はシナルの地すなわちバビロンで、大淫婦バビロンのために家を建て、その土台に罪のエパ枡を据えるところまでが、ゼカリヤが見た第7の幻でした。これはもちろん、当時のエルサレムについて示された幻ではなく、世の終わりの時に起こるべきことの予表です。枡を不正に用いるもの、すなわち容量をごまかして生ける神の御言葉に聞き従わず罪を慕い、神の基準に反する者は、エルサレムから取り去られて罪と悪の支配する地バビロンに連行され、永遠の滅びに至ります。私たちは聖なる神の民としてのアイデンティティーを死守しなければなりません。

http://bible.com/81/zec.5.9-11.ja1955